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市民による政治参画の新たな形:無作為抽出による真の多様性を目指して

市民参画の場は、様々なバックグラウンドや意見を持つ人々が集まり、社会課題に対して共に考える機会を提供することが理想です。しかし、現実には参加者が「意識の高い人々」に偏りがちで、多様な意見が十分に反映されないケースが多く見られます。

そこで私たちは、無作為抽出による参加を取り入れた、真の多様性を確保する議論の場を提案します。このアプローチにより、普段は発言の機会が少ない方々の声も含め、社会全体の視点を反映することができます。私たちの目標は、特定の方向性に偏らず、さまざまな視点が尊重される公正な対話の場をつくることです。

市民参画は誰もが関われるものであるべきです。どんな意見も大切にし、社会の「今」と「未来」を考える場を一緒に築いていきましょう。

ZINE

無作為抽出について知ったのは、とある市議さんからの一言と、そのあと「気候市民会議」という本を読んでからだった。そして実際に、杉並で様々な政策検討を、多様な人を集めて、ワークショップをやって決めてる動画をみて、とても可能性を感じました。

平日昼間に、その問題に興味もない人を呼び出すのは、ある意味裁判員制度に近い制度です。そのためには有休で休めるような制度や、会社に提出する申請書、出席時の日当など、考えないといけない事は多い。

さらに、住民基本台帳から無作為抽出できるのは行政側だけなので、選挙のときに立候補者が市民の声広くあつめて議論する場をつくるには、使えない(有権者名簿を手で写すことは出来るらしい?)

行政でも選挙でも真の住民の声を受け取り、判断する仕組みを考えたいものだと思う

オンライン上の住民参画プラットフォーム

わたしがつくったプロトタイプ
Decidimによってつくられたもの

こうやってみてみると、デジタルは無力だなとおもう。実際に会って、話をして、ワークショップをやることのほうが大きい。

小田原市長選では、80ちかいタウンミーティングをやったそうだ。もちろん支援者中心の場になりがちだけど、そこに以下に無党派層や、もと競合支援者を巻き込めるかが大切なんだろうと思う。もう関係ないけど。

無作為抽出による民主主義が書かれている本

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