地球温暖化

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地球温暖化とは、地球全体の気温が長期的に上昇する現象を指します。主に化石燃料の燃焼、森林伐採、産業活動などによって発生する二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガスが大気中に蓄積されることで、地表の気温が上がる現象です。

地球温暖化の原因

  1. 化石燃料の燃焼: 石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料をエネルギー源として使用することで大量のCO2が排出されます。
  2. 森林伐採: 森林はCO2を吸収する役割を果たしますが、森林伐採によりその吸収能力が低下し、CO2が大気中に蓄積されます。
  3. 産業活動: 工場や自動車から排出されるガスや化学物質も温室効果ガスの増加に寄与しています。

地球温暖化の影響

  • 気候変動: 極端な気象現象の頻度が増加し、熱波、洪水、干ばつなどが発生しやすくなります。
  • 海面上昇: 氷河や極地の氷が溶けることで、海面が上昇し、沿岸地域の浸水や生態系の変化が起こります。
  • 生物多様性の減少: 生息環境の変化により、多くの動植物が絶滅の危機にさらされています。

地球温暖化を抑制するための取り組み

国際社会や個人レベルで、温暖化対策のためのさまざまな取り組みが行われています。

  1. パリ協定: 2015年に採択された国際的な気候変動対策の枠組みで、地球の平均気温上昇を2℃未満に抑え、1.5℃に抑える努力をすることを目指しています。
  2. 再生可能エネルギーの導入: 太陽光、風力、水力、地熱エネルギーなどの再生可能エネルギーを利用することで、化石燃料への依存を減らし、CO2排出量を削減します。
  3. 植林活動: 森林の保全と植林活動により、CO2の吸収量を増やし、温暖化の進行を抑制します。

グレタ・トゥーンベリのアクション

グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)はスウェーデン出身の環境活動家で、地球温暖化の問題に世界的な注目を集めるための活動を行っています。

  1. 気候ストライキ(Fridays for Future): 2018年、グレタはスウェーデンの国会前で「気候のための学校ストライキ」を開始しました。これにより、世界中の若者たちが金曜日に学校を休んで気候変動対策を訴える運動が広がりました。
  2. 国際的なスピーチ: グレタは国連気候変動サミットや世界経済フォーラムなどでスピーチを行い、各国のリーダーに対して温暖化対策の強化を訴えました。
  3. 持続可能な移動: 環境への影響を最小限に抑えるため、グレタは飛行機を利用せずに電車やヨットで移動しています。2019年には、大西洋を横断するためにゼロエミッションのヨットでニューヨークまで渡航し、世界中の注目を集めました。

グレタの行動は多くの人々に影響を与え、若者を中心に気候変動問題への関心と行動を促進しています。彼女の活動は「小さな一歩が大きな変化につながる」というメッセージを伝え、多くの人々に行動を呼びかけています。

ZINE

太陽パネルには太陽パネルの、風力発電には風力発電の、水素エンジンには水素エンジンの利点と問題点がありますよね。わたしたちはどうやって選択していけば良いのでしょうか?今年の夏も異常な暑さでした。9月も後半になろうとしてるのに、まだ半袖ノースリーブです。絶対おかしい、地球は明らかに壊れてる、本気で危機感もたないとダメなんだとおもうんです。

若者が動かない、なんで日本にはグレタ・トゥーンベリが現れないんでしょうか。

とりあえず、家庭の明かりはすべてLEDに買えました。エアコンは最新式です。でもそういうことじゃ無いんですよね。もっと根本。ライフスタイルみたいな。でもマイボトルを持って出る習慣も身につかず、コンビニでペットボトルの飲み物を買い、罪滅ぼしにカバーをはずして捨てる。でも消費してるんです。消費を止めないとダメ。でも熱中症とか言われるとエアコン止められない。もう、もやもやしてしまって苦しいです。

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